美容皮膚科で出来ること

美容皮膚科とは、通常の皮膚科と異なり美容の観点から肌について考え内側から改善していくことを行う分野です。また美容外科と違ってメスを使用しない施術を行うので安全性も高いのです。美容皮膚科でできる主な施術としては、レーザー治療、ケミカルピーリング、ヒアルロン酸注射、ボトックス注射などがあります。レーザー治療とは、シミや肝斑の治療や、しわやたるみの改善、毛穴のケア、いぼやホクロ取りなど幅広い治療が出来る施術です。

症状や目的によって様々な種類のレーザー機器があります。費用や回数、治療期間などもそれぞれ施術によって異なります。ケミカルピーリングとは、肌に薬剤を塗り古い角質を取り除く治療で、にきびやにきび跡、しみやしわなどお肌のトラブルを改善させる効果が期待できます。ピーリングにより新しいお肌が再生され、ワントーン明るいお肌を手に入れることが出来ます。

ヒアルロン酸注射は、しわやほうれい線などに効果が期待できる施術です。ヒアルロン酸はいずれ体内に吸収されるため安全性の高い成分で、最近では涙袋整形などに使われることも多く、メスを使わず施術時間も5～10分と短いためプチ整形として人気があります。ボトックス注射は、目じりや額、眉間などのしわに効果が期待できます。ボツリヌス菌を注入することで筋肉に働きかけ収縮を抑制し、しわを軽減させます。

多汗症治療などにも使われることがあります。美容皮膚科の治療はメスを使わず気軽にできるということもあり多くの女性が行っている施術ではありますが、治療の際には十分なカウンセリングを受けてから行うようにしましょう。